ありたんぼ
最近、話題となっているマルタ共和国に行ってきました。
イタリアの南の地中海に位置するリゾート地です。面積が東京23区の約半分程度とかなり小さい国。
公用語が英語ということもあり、日本人留学生にとっても人気の留学先となっています。
そんなマルタ共和国には、マルタ島、ゴゾ島、コミノ島の3つの島があります。
メインはマルタ島ですが、日帰りで行けるコミノ島はマルタ共和国のオススメの観光地。
コミノ島には、船が浮かんで見えると言われるほど、綺麗なビーチがあるんです。
せっかくマルタ共和国に行ったので僕も行ってきました!
なので、本記事ではコミノ島への行き方や実際にどうだったか、また注意点など紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
マルタ共和国・コミノ島の基礎情報
まず、コミノ島の紹介からですね。
冒頭でも紹介した通り、コミノ島はマルタ共和国にある島の1つ。
面積3.5平方キロメートルの小さな無人島のような感じ。
現時点では、定住人口はわずか4人しかいないようですね。
ちなみに、コミノ島の由来としては、島に自生していたクミンにちなんで名付けられたようです。
クミンってなんだろ・・・(笑)
コミノ島にはコミノホテルがあるので宿泊はできますよ。
» コミノホテルを検索する
コミノ島までの場所と行き方
コミノ島の位置としては、マルタ島とゴゾ島の間に位置します。
マルタ島からは、バス+船で行くことになります。
ちなみに、船乗り場まではバレッタやセントジュリアン、スリーマから1時間くらいですかね。
後ほど体験談を紹介しますが、船のチケットは船乗り場で購入可能。
コミノ島への行く方法としては2種類。
1. 団体ツアーで行く
2. 個人で行く
僕は2番の個人で行ったので、参考にしていただけたらと思います!
結論としては、個人で行く方が良いですね。
ちなみに、スリーマから船でも行けるようです。
コミノ島までの行き方とは?実際に行ってみた!
ということでやってまいりました、マルタ共和国!
今回、僕が滞在していたのは、マルタ島のスリーマという都市。ZARAがあったり、大型ショッピングモールがあったりします。
スリーマのバス停からフェリー乗り場まではバス1本で、乗り換え不要です。
乗り換えなしで、終点なのはマジでありがたい。
僕がスリーマから行ったときの詳細はこんな感じですね。
- バス番号:222
- スリーマのバス停:Ferries 5
- フェリー乗り場のバス停:Cirkewwa Ferry Terminal
現地の友達曰く、「Ferries 5」が始発とのこと。
フェリー場までは1時間以上かかるので、Ferries 5からの乗車がおすすめ。
海沿いをずっと走ってて、セントジュリアンあたりからどんどん人が乗り始める・・・
最終的には満員のため、途中のバス停に止まりませんでした。日本の通勤ラッシュを彷彿させる混雑。外を見ても、朝の通勤ラッシュで渋滞がやばい。
あまりの渋滞で、結局着いたのが10時前でした。冷静に考えると、8時半過ぎとかにはバスに乗っていたので1時間30分かかった計算。
9時半のフェリーに乗ろうと思ったのに、全然間に合わなかったです。
いきなり、マルタの洗礼を浴びてしまった感じ(笑)
フェリー乗り場からコミノ島まで!
終点に着いたら、フェリー乗り場まで行きましょう。時計とATMがあるところが目印。
基本的にみんな行くので、後ろをついていくと良いです。この時に、いろいろ勧誘みたいなのを受けますが、適当にあしらってOK。
写真の青い標識にある、
COMINO BLUE LAGOON FERRIES TICKET OFFICE
がチケット売り場とフェリー乗り場。標識通りに、左へ向かいましょう。
ちなみに、このまっすぐ行ったところが、帰りのバス停です。
やってきました、ここがコミノ島のチケット売り場。この時点でも結構並んでますね。
さっきの標識では「Office」って書いてあるけど、めちゃくちゃ小さいオフィス(笑)。
チケットは往復分になり、合計13ユーロ。
コミノ島からマルタ島に戻ってくるときに必要なので、絶対無くさないように保管しましょう!
ちなみにフェリーのスケジュールはこちら。マルタ島からコミノ島の時間は1番左で、30分に1本の頻度になっていますね。
チケットを持って、進んでいくといろいろフェリーがあります。フェリーというよりはボートに近いですけどね(笑)。
複数あるため、少々分かりずらいですが、そこらへんにいる日焼けしているスタッフに聞きましょう。
聞き方としては、
「Is this going to Comino?」
でOKです。マルタは英語が通じるので楽。
実際にフェリーに乗るとこんな感じ。ハイシーズンの影響で、結構いっぱいいっぱいです。
中には日本人の女性も何人かいましたよー。かなり目が合って気まずかったですけど(笑)。
後方席に座っていたのですが、フェリーが動き出すと、とんでもないスピード。
写真では、軽く前方が上がっているのがわかると思います。僕が座っている席は、水しぶきがマジでやばい。
スリルを味わいたい方はおすすめでし、前方より楽しいかも。
どんどん進んでいくと、めっちゃ海が青くなります。
この青さを求めて、コミノ島へ来たようなもんですからね。そして、ついにきました、この景色。
青い洞窟がやばい!!!めっちゃくちゃ綺麗ですよね。
晴れているので、日光が差し込んで青すぎて感動ものです。ちなみに、洞窟の奥には入れないので、そこは期待しないように。
青い洞窟を楽しんだ後は、ついにコミノ島が目の前まで見えてきました。
いよいよ、コミノ島へ上陸します。
マルタ共和国「コミノ島」を満喫
コミノ島へ着いたのが、10時半くらい。
すでにかなりの人がいて、場所探しも割と大変です。
ちなみに、このパラソルと椅子はお金がかかるんですよー。
ただ周りを見てたら、誰かが使った後にそのまま使っている人もいましたけど。
コミノ島は、マジで日陰がないので長時間いる予定なら必要かと思います。
さっそく、泳いでみましたー。近くにいた白人のお姉さんに写真を撮ってもらいました。
僕の水着姿、本邦初公開ですね(笑)。そもそも需要がないか。
波がそこまでないのですが、風が強かった影響で、潮の流れは速かったです。結構、流されることがありました。
しかし海が綺麗なので、やっぱり気持ち良いわー。向こうの岸まで泳ぐこともできますよー。
こんな感じでかなり透明。お姉さんがいい感じで写り込んでますね。
ライフガートの方もいて、この日はクラゲが出てきたとのことで注意喚起していましたよー。
海にはあまり人が少なさそうに見えますが、岩の上から見てみると、
はい、かなり人が多いです。
インスタの闇を見てしまった感じですよね。
だいたい、2〜3時間くらいゆっくりした後は、コミノ島を散策。
1時間くらいあれば、ほぼほぼ見れてしまいます。
島全体がこんな感じで、砂漠っぽくなっています。
高低差が激しくまたは歩きにくいので、サンダルはあまりオススメできないです
崖っぽくなっているので、見渡すと海がきれい!
一番先端から景色です。
風が強かったのでモノが色々飛ばされそうでしたが、やっぱり海がいいですね。
この色の海とか東京湾だったら、絶対見れないですし。
コミノ島は海だけでなく、セント・メアリーズ・タワーという場所もあります。
一応、お金を払えば入れましたよ。僕はお金が足りなく入らなかったです。
セント・メアリーズ・タワーを目指して歩いていくと、色々な景色が見れたりするのでオススメ。
時間的に、13時半とかなので、そろそろマルタ島へ戻ります。
帰るときは到着した時のフェリー乗り場から。持っているチケットの色によって、乗れるフェリーが異なります。
スタッフの人が赤とか青とか叫んだりしているので、それをみて乗り込みましょう。
コミノ島との別れですね。後はフェリーに乗れば、無事にマルタ島へ到着!
コミノ島へ観光する際の注意点
コミノ島へ行く際の注意点をまとめました。これからコミノ島へ行かれる方は確認しましょう!
フェリー乗り場までの行きのバスは混雑している
まず、フェリー乗り場のバス停まで、時間によってかなり混んでいます。特に朝の時間帯は満車。
せっかく時間通りに行ったのに、乗れずに1時間待つことに、なんてありえますね。
可能なら、Ferries 5というバス停から乗り込むことがおすすめ。1時間以上乗っているので、絶対座った方が良いです。
また、キセルはしないように。
満車であっても有効なチケットを持っているから、抜き打ちでチェックしていましたよ。
水着は着てから行こう
僕が見た限り、コミノ島に更衣室はなかったです。
もし水着を着ていないと、みんなの前で着替えるか、人気のないところに行って着替えるしかありません。
コミノ島はかなりの人がいるので、正直恥ずかしいと思います。
ちなみに、水着に着替えている方は見かけてないです(笑)。
むしろ、コミノ島は海がメインなのに、水着着てないとか何しに行っているんだろう、って感じですけどね(笑)。
コミノ島へ持っていく持ち物を確認しよう
「コミノ島は離島」くらいのイメージで行くことをオススメ。
もちろん、売店はあり、飲み物や食べ物は買うことは可能です。ただ料金が高く、コミノ島で買うのはもったいない。
特に持っていくべきものとしては、
・ゴーグルまたはシュノーケル
・日焼け止め
・飲食物や軽食
・バスタオル
ここら辺は必須で持っていきましょう。
コミノ島ではなく、マルタで役立つ荷物については、まとめたので参考にしてみてください。
日焼けに気を付ける
コミノ島は、日陰がほぼありません。
半日行くだけでも、相当日焼けすることになります。僕自身も、半日行っただけで、顔が真っ赤になりました。
ホステルに戻ったら、「受付の人に別人になったね」と言われるほど。
持ち物の重複しますが、サングラス、帽子、日焼け止めは持っていきましょう。
可能であれば、日傘なども合わせてあると、良いかもしれませんね。
コミノ島は岩が多いので足元に注意
声を大にして言いたいのが、「岩に気をつけて」です。
マルタはビーチが綺麗、という方が一般的なイメージ。実際のところは、砂浜というよりも岩ビーチみたいな感じ。
そこら中に岩がゴロゴロあって、海に行くときは、岩からジャンプしたりして入ります。
僕はですね、そこで岩にぶつけ、足を切ってしまいました。
かなり出血してたから、他の方に心配され、バンドエイドをもらうほど。
しかも、出血した後に海に入ると、傷口が浸みてかなり痛い。。。
なので、コミノ島へ行くとき、マルタでビーチへ行くときは特に気をつけましょう!
貴重品の盗難には気を付ける
コミノ島に行くときに「貴重品とかどうするんですか?」という質問を受けました。
基本的に貴重品は最低限にし、持って行かないほうが良いです。というのも、泳いでいるうちに、盗まれる可能性があります。
周りに荷物を見てもらうよう、お願いするのもやめた方が良いです。責任を持って見ていないし、盗まれた際にその人を責められません。
ただコミノ島に、ロッカーはあります。料金としては、小さいロッカーだと5ユーロですね。少人数だったら友達とシェアして良いかも。
まとめ
以上、コミノ島への旅行記と注意点についてまとめました。
感想としては、「コミノ島最高」ですね。
最初、マルタ島に着いたときは、「海あるなー、地中海っぽい雰囲気だなあ」くらいの感じで、そこまで海って感じの国ではないのかなと思っていました。
ですが、コミノ島へ行った瞬間、「マルタの海はきれいすぎて、別格だな」に変わりました!
宙に浮いて見えると言われる、海はその名の通り。
もし、マルタ共和国に行ったら、絶対コミノ島へ行ってくださいね。
それではまた今度!