こんにちは。
エストニアはタリンを満喫したあと、ラトビアのリガに向かいました。
ラトビアのリガはバルト3国の1つで、エストニアの真南に位置しています。日帰りでも行けますかね。
僕がリガへ行った理由はこれと言って特にありません。ですが、せっかくエストニアまで行ったら、バルト三国を制覇したいくらいの気持ち。リガに到着するまで印象がなければ、知識も行きたい場所も特になかったです(笑)。
ただ、この機会を逃したら2度と行くことはないかと思い、エストニアのタリンからラトビアのリガまでバスで行ってきました。
なので本記事では、タリンからリガまでの行き方を紹介します。
「Lux Express」はまじで快適だったので、ぜひ行ってみてくださいね!
タリンからリガまで
エストニアの首都タリンからラトビアの首都リガまで、直線距離で300キロほど。
飛行機とバス両方で行けますが、バスで十分ですね。わざわざ空港まで行って、飛行機に乗るのが面倒くさい。
バスだと、タリンのバスターミナルからリガのバスターミナルまで、おおよそ4時間かかります。
Lux Expressという評判の高いバスで行けば、4時間なんてあっという間。どれだけ快適か後ほど紹介しますね。
それで具体的に見ていきましょう。
エストニア・タリンのバスターミナルまで
バスターミナルはタリンのオールドタウンから外れたところにあります。立地は悪くないです。
僕は時間があったのでオールドタウンから歩いて、街並みを楽しみながら行きました。20分くらいだったかなあ。
こちらがバスターミナルの外観です。
Tallinna Bussijaamはおそらくエストニア語でタリンのバスターミナル。
英語ではないので正確には読めませんが、タリンのバスで、何とかバスターミナルであることを理解できるかと思います。
バスターミナルの中に入るとまず目の前に窓口があります。
僕はネットで事前に予約はせず、窓口で乗車券を買いたかったため、目の間の窓口のおばさんに聞きました。
リガ行きまではLux Expressがオススメとのこと。バスターミナル内に窓口で乗車券を購入できます。
Lux Expressの窓口の場所はバスターミナルに入って、左にある階段を登ったところ。ちなみにそこの階段を下ると待合室、バス乗り場になっています。
Lux Expressの窓口で乗車券を購入する際、特別な手続きは入らず、
・行き先(ラトビアのリガ)
・日時
・パスポートを見せる
これら3つを伝え、見せれば発券してくれるので、お金を払えば完了です。バス代は片道18〜21ユーロほどでした。
カウンターのお姉さんは英語ができるので、エストニア語、ロシア語ができなくても問題ありませんよ。
また上記の3つを押さえておけば、英語が全くできなくても簡単ですね。
ラトビアのリガまでの道のり
バスターミナルの待合室にある売店でお菓子を買ってからバス乗り場へ。
僕の時はバス乗り場の8でしたかね。スーツケースやバックパックを預けるため、人が並んでいます。
どうやら終点のリガまで、いくつか停車するよう。
バスの下に荷物を預ける際、目的地によって入れる場所が異なるみたいです。
僕はリガのバスターミナルまでだったので、「リガのバスターミナル」と伝えました。
そして行き先を伝え荷物を預けると、荷物の引き換え番号が書いてある紙をもらいます。
この紙は絶対無くさないように。というのも荷物の引き換えになるので、万が一無くしたとなると、荷物を受け取れないなんてこともあり得ます。
その紙を受け取ったら運転手にパスポートと乗車券を見せ、乗車します。
平日の昼前ということもあり、空席がポツポツと。ちなみに僕の隣は誰も座ってなくて、2席使って座ってました(笑)。
タリンを出発してから少し経つと、一気に田舎になります。
エストニアの田舎を見る良い機会。
ずっと進むと、エストニアとラトビアの国境沿いでバスが停車をします。
EU圏内なら国境は全く関係ないと思ってたんですが、国境警備員がバスに乗り込み、乗車券とパスポートをチェック。
外では警備員と警察犬が預けた荷物をチェックしてました。少し緊張感ありますが、僕は悪いことをしていないので何の問題もなし。
国境を抜けるとずっと走り続けると、リガの中心地が見えてきました。
いよいよラトビア・リガのバスターミナルに到着!
リガのバスターミナルに着いたら、乗車前に渡された荷物の番号が書いてある紙を渡し、荷物を受け取るだけ。
これでようやくリガの街を探索できます。
ちなみにバスターミナルでは、荷物を預けられます。
確か1ユーロとかそのくらいだったので是非、使用してみてくださいね。
ラトビアのリガ行きのバス(Lux Express)が快適すぎる
タリンからリガまではLux Expressが断然オススメ。
他の選択肢があっても、Lux Expressを選んだほうがいいですね。今まで乗ったバスの中で1番快適なバスと言っても過言じゃないです。
そんなLux Expressの何が快適か迫っていきます。
車内のエンターテインメント
なんとLux Expressでは前にスクリーンがあり、コンテンツは多様。
映画が観れ、音楽が聴け、電子書籍も読め、ゲームもすることができるんです。まるで飛行機ですよね。LCCよりよっぽど良い!
言語は左から英語、エストニア語、ロシア語、リトアニア語、ラトビア語、ポーランド語、フィンランド語が選べます。
日本語がないため、英語が1番わかりやすいのではないでしょうか。ロシア語ができる方はぜひロシア語で(笑)。
映画に関しても、英語設定すると字幕も音声どちらも英語なので、英語ができない方だと厳しいです。
ただ有名な映画があったので、雰囲気だけは楽しめるかと。
バス内でフリーWi-Fiが使える
個人的に嬉しかったのはフリーWi-Fiが使えたことです。
4時間ずっと映画を見るのもいいけど、さすがに飽きるので友達と連絡取ったり、ブログ書いたりできるのは良いですね。
Lux Express以外にフリーWi-Fiがないバスはないとは思いますが。
エンターテイメントとフリーWi-Fiという条件だけでもLux Expressを選んで良いくらいですね(笑)。
充電器がある
ヨーロッパのバスでは当たり前かもしれませんが、旅をしている人にとっては充電器があるのは本当に助かるんです。
iPhoneのバッテリーが無くなる=地獄ですね。また充電器があるとパソコンも使えるのでありがたい!
変圧器やプラグは不要で、USBケーブルがそのまま接続できます。飛行機のモニターのようなイメージ。
日本のバスとかでも少なくとも充電器使えればいいのに。
夜行バスとかでもあるのとないのでは全然違いますよね。
コーヒーが無料で飲める
Lux Expressのバス内中央にはドリンクコーナーがあり、無料でコーヒーが自由に飲めるんです。これ結構驚きですよね。
僕はバス内で無料でコーヒーが飲めることを知らずに、バスターミナルの売店で買ったのを後悔してましたー。
事前に知ってれば買わずに済んだのに。
しかも1杯だけという規制はないので、何杯でも飲めますよ。
コーヒーを飲むとトイレが近くなるかと思いますが、トイレも完備されているので心配しないでくださいね。
まとめ
以上、エストニアのタリンからラトビアのリガまでバスのレポートをしました。
もっと窮屈なバス移動になると思ったら、マジで快適でした。
かなり広い座席、充実したエンタメ、飲み放題のコーヒー。もちろんトイレもありました。
本当にLux Expressを使うことを強くオススメします。
次、エストニアからラトビアに行く時も絶対Lux Expressに乗っていきます。
皆さんもエストニアに行ったら、Lux Expressを使ってラトビアまで足を伸ばしてみてくださいね。
それではまた今度ー。